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戦艦大和と連合艦隊終焉の地の旅 ~江田島編④・旅の終わり~ [軍艦]

小用港からほんの数分。海上自衛隊第一術科学校へ到着!

ちゃんと一般客用駐車場があるし、中はとってもきれいに整っているところでした。11時の時間まで待合室のようなところで待機しているように、という指示だったのですが、そこでは自衛隊の広報ビデオが上映されていました。「亡国のイージス」のポスターもありました。やはり自衛隊全体で支援してるのね・・・

11時が近づくと、なんともたくさんの人が集まりました。数にしておよそ40~50名。人気あるんですね。案内をしてくださったのは非常に気さくな自衛官のおじさん。必ず説明の最後にダジャレを交えるというおもしろい人で、奈良薬師寺に行ったときのおもしろいお坊さんを思い出しました(笑)

見学コースは所要約1時間。見学者ご一行様とともに講堂などを見学しました。よく写真で見られる幹部候補生校舎がこれ。

実にきれいなレンガ造り。英国の技術で作られているそうです。当時から壁面に雨だれが付かないような工夫が施されているそうで、壁面の手入れがほとんどいらないほど。確かにすごいきれいな壁でした。

他にも特攻隊員の遺書などが収められている教育参考館を見学できましたが、ここで一番気になったのは、福井晴敏氏著の「終戦のローレライ」で綿見艦長と浅倉大佐が初めて会った東郷平八郎の遺髪を収めたところ付近。「あ~、ここかぁ」とニヤリ。

教育参考館そばには特殊潜航艇や大和の砲弾などが展示されていましたが一番目を引いたのは駆逐艦「雪風」の主錨でした。

「雪風」は戦中の主だった海戦にはほぼ参加し、戦艦大和の最期の戦い「天一号作戦」にも参加して生還した駆逐艦です。しかも激戦を戦いながら戦死者は1名のみ(しかも戦闘中ではない)という奇跡的な幸運艦で、戦後は戦利品として台湾海軍に接収されてしばらく活躍していました。

しかしあるとき台風で艦底に損害を受け、それをきっかけに除籍。解体されてしまったということで返す返すも残念なのですが、主錨は日本に返還され、それが今ここにあるというわけです。「雪風」の一部がこんなところにあったとは・・・ 感無量。

そうこうしていると、ちょうどお昼。どこからともなくラッパの音が聞こえてきました。海のほうを見ると・・・

自衛隊員さんがラッパの練習中でした。ちなみに、ここがこの第一術科学校の正門だそうです。そう、海に面した桟橋が正門。なんとも海上自衛隊らしい一面ですね。

この正門の左数十メートルに、なんとも物騒なものが・・・

まんま、戦艦の砲塔です。これは戦時中山口県柱島沖で謎の爆沈と遂げた戦艦「陸奥」のもの。爆沈当時の砲身ではなく、その前に改装で陸揚げされた旧式のものだそうですが、このボリュームはなかなかのものでした。

ここでの探検もすっかり満足して出発。目指すは江田島北にある切串港のフェリーターミナルです。ここからフェリーに乗り、広島を目指します。

思ったより小さいターミナルで驚いたんですが、割とすぐにフェリーが来ましたし、すんなり乗れたので良かったです。一番良かったのは波の穏やかな瀬戸内の海を走れたこと。ずっと甲板で海風に当たって気持ちよかったです。少しずつ近づいてくる広島の町を海から眺めるのもなかなか乙なものでした。

到着した宇品港から、ナビのニッポンレンタカー営業所検索で一路広島駅前営業所へ目指して出発。途中ガソリンを満タンにし、市電を横目にして走ること約30分弱。問題なく着きました。借りたレンタカー営業所ではなく、自分が帰りに便利のいいところに乗り捨てるということは初めてやりましたが、なかなか便利なものですね。後で気が付いたんですが、相生橋も通っていました。ここは原爆の投下目標だった場所・・・・

広島駅から新幹線のぞみで東京へ帰ります。行きがあの混雑でしたので心配でしたが、幸い目の前には広島始発ののぞみが! 自由席よりどりみどり(笑)

二日間にわたる強行軍でしたが、目的は全て達することが出来、満足のいく旅でした。また行ってみたいなぁ、と思える旅はいいですね。(おわり)


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よよぎ

江田島は7年前に研修で行きました。そういえば研修終了後にAURAさんに、わざわざ東京駅まで出迎えをしてもらった事が有りましたね。7年と言う言葉を見て、改めて時の流れを感じます。

今回AURAさんが行かれた場所ですが、大手旅行会社が個人旅行のツアーを組んでいまして「のぞみで行く大和ロケ地ツアー」みたいな感じでパンフレットがありました。冬は北海道への帰省で終わりそうなので、春休みにでも行きたいですが、果たしてどうかなぁ.......
by よよぎ (2005-11-20 00:13) 

AURA

>よよぎさま
あ~、あれはそのときでしたねぇ・・・ 時の流れは速いものです。
そうそう、確かに現地では「○○ツアー」って書いてあるバスをよく見ました。中国地方のツアーの切り札みたいですね。
なかなか楽しかったですので、できれば行ってみる事をお勧めしますよ~
by AURA (2005-11-22 21:10) 

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